鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
鹿月秋の晴耕雨読

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女性の最高齢
今日、メールのやり取りで、気づかぬうちに
誤操作していまい、母親に間違ったメールを
送ってしまいました。

そのせいで、母親のケータイに電話した今夜。

行き違いについては、すぐに、解決したのですが、
母親から、こんなセリフを耳にしたのです。

「昨日、中島から帰ってきたとこやねん。
今年、とうとう、女性の最高齢になってしもうて
愛媛テレビが、ずっとついてきてたわ。」と。

「ほな、サンテレビ以来やなぁ」
と僕が返すと、
「あれはテレビ朝日!」
と訂正されました。


今年で第21回を迎える、愛媛県の中島という瀬戸内海に
浮かぶ島で8月27日に行われたトライアスロンに
今年もレースに参加し、そして、第2回大会から
出場していたのが、とうとう、気づけば、最高齢の
出場者になった。

というわけです。


たしか、両親が初めてトライアスロンに出場したのが
この中島だったように記憶しています。

その頃の僕たち家族は、彼らについていくのが
夏休みの旅行でもあったのです。

当時、母親は、60歳で出場している人を見て
「私たちも、あの歳までレースに出場できてれば
何も言うことないわぁ〜」
と呟いていたのを、その電話の中で、ふと、
思い出したりしました。


テレビ朝日が取材に来たころは、当時、年齢別で、
断トツの強さを誇っていた母親に取材があり、
今は、最高齢で取材がくる。

あれから、彼女は、手術や、いくつかの事柄が
あって、それでも、いまだ、現役のレーサーで
なんか、改めて、すごい人やなぁ、なんて、
他人事として思ったりするわけです。


父ちゃんは、レースに出たんやろか?

僕が電話した時間には、すでに夢の中にいた
ようで、声を聞くことはありませんでしたが。




そして、彼女は、いつものように
僕が喋っているのに、一方的に電話を
切るのです。
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嫌いだったのにな
晩ご飯のトマトソース・スパゲッティを
食べながら、ふと、思い出しました。

僕が小学生だった頃。
すごい嫌いな食卓の風景がありました。

それは、夏、父ちゃんがカレーライスを食べている姿。

本当に、大嫌いでした。

彼は、たいてい、カレーライスを食べる時に
上半身、裸になり、ハフハフ言いながら、
滝のような汗を、かきつつ食べるのです。

その汗の量は半端なく、胸やお腹も汗だくに
なるのです。

その姿が、僕には、とても不潔なイメージに
感じ、彼と一緒にカレーライスを食べることが
この上なく、辛かったのです。

とは言え、両親共働きの我が家ですので、
めったに食卓を家族で囲むことはなかったのですが。


ふと、気づくと、今夜の僕も、上半身を裸で、
パスタをズルリと食べながら、汗だくになっていました。

その直前まで、「こんなに汗をかけるとは、健康的やなぁ」
なんて思っていた僕は、幼少の頃、嫌いだった姿に
なり果てていました。

父ちゃんから、引き継いだものは、短足と坊主頭と眼鏡と
イビキだけだと思っていたのに。

困ったものを引き継いでしまった気がした、
今日は七夕です。
| 鹿月秋 | 我が家の風景 | comments(0) | trackbacks(0) |
7時間かけて、思い出したい人
6月17、18日と1泊2日で鎌倉へ
家族旅行へ行ってきました。

車で、宿のある江ノ島までは、8時間。

その車中、ふとした会話の中から、
『MMM Bop』を歌っていた人が誰なのか?

という話になりまして、これがなかなかに
思い出せない。

確か、男の子3人兄弟のバンドで、
一番下の弟がドラムを叩いている、
そこまでは、分かっているのに。

「〜ソン」ではなかろうか、というところまで
思い出せた時には、富士山が左手に雲の間から
ひょっこり見えていました。

そん、ソン、そん、ソン。

ジョンソン
マリリン・マンソン
ハリソン・フォード
サミュエル・L・ジャクソン
ロビンソン
孫正義
スヴェンソン
メル・ギブソン

高速道路を降り、茅ヶ崎のサーファーたちを
右手に臨みながら、五十音順で「ソン」に
繋げてみる。

あああ。
「ハンソン」やん。

7時間もかけて思い出したのに、
雲の切れ間から見えた富士山や、
ウジャウジャいるサーファーを見た時よりも
感動がありませんでした。


そんなもんよな、ハンソンなんて。


ほとんど、雨の鎌倉で、それでも、少しだけ
観光をしてきました。

江の電に乗って、大仏や成就院のあじさいなんかを、
その他大勢の観光客に混じりながら。



ちなみに、この黄色い傘は大丸だか、そごうで母親がパクってきた
傘で、黄色いシャツを着ている人は、見知らぬ誰かさんです。
なんがか、黄色が集結した記念にパシャリとね。
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9月16日
さきほど、妹からメールがありました。

「9月16日に式を挙げることになりました。
今後とも、末長いお付き合いをよろしくお願いいたします」

という、改まった文面で。

式は神戸は北野にあるナントカ・ナントカ
(名前は何度聞いても覚えれません)

結納がなかった代わりに、彼氏のお母さんから
指輪をいただいたのそうです。

「サイズは?」
と聞くと

「ピッタリやねん」

そんなこともあるのですね。

妹は最初、向こうのお母さんとうまくやっていけるか
どうか心配していたようですが、いろいろと
気を掛けてくれているみたいで、安心していました。

残り、5ヶ月。
これから、バタバタとするやろうけど、
おきばりやでぇ〜。

ちなみに式は神前なのだそうで、入場は彼氏と
なんだそうです。

父ちゃんは、バージンロードを歩きたいのかなぁ。

目下、それが、妹の悩みの種。


父ちゃんがバージンロードを歩く姿は、僕としても
見てみたい。

モーニングを着た父ちゃん・・・。


想像すると笑えます。



そんなわけで、今年の家族旅行は9月までに
行かなくては。

今年の家族旅行の幹事は僕と兄貴なんだそうで、
さて、どこがエエやろね?
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限定1500本の酒
21日は父ちゃんの誕生日です。

なわけで、僕は、いつもの酒屋さんに直行して、
店の親父さんと相談。

「エエお酒、入ってるで。
佐々木酒造の1500本限定のお酒。
少し高いけどね。」

限定。

だめ。
そんな事を言ったらダメ。

他にも、新潟のお酒で、出荷量が少なくて
扱っているところが少ないという
「越乃雪中」

これにもね、そりゃ、心が動きますよ。

でもね、限定1500本、これに勝るものはありません。

これを2本セットにしてもらい、郵送してもらいました。


「越乃雪中」は、自分のために買います、はい。

限定商品は、四合瓶なのに、一升瓶クラスのお値段ですが、
ま、年に一度のことやし、エエやろってなもんです。


酒屋さんからの帰り道、後ろから女性に声をかけられました。
街中で僕に声をかけてくるのは、警察官と相場は決まっているのに。

振り返ると、酒屋の女将さん。
「父ちゃんの誕生日やんな?熨斗、つけとくから!」

それだけを伝えるためだけに、自転車にまたがり、
追いかけてくれた。


そういう、小さなことですが、すごく、嬉しかったです。


夜に、当の父ちゃんから電話がありました。
すでに、酔っぱらって。

1500本限定やで。
という僕の言葉が聞こえているのか、どうか。

怪しいもんです。


なにはともあれ、おめでとさん。

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