最近、立て続けに、「バブル期の日本」の話を聞く機会があった。
彼らは、口を揃えて、「あの頃は良かった」
と言う。
今、「日本は景気が悪い」とマスメディアでは
言っているが、私としては、そんなこともない、
と思っている。
今の日本の経済を、バブル期の経済と比較している、
そんな風に思うからだ。
あの、バブル期に比べて、今の日本経済は、悪い。
そりゃ、そうだろう。
ある経済学者が、言っていた、
「不景気が20年も続くはずがない、
今の日本の経済が、本来の経済である、
今ある不景気は、それほど問題がない」
と。
私の感覚では、この意見に同意するのだ。
不景気だ、不景気だ、と騒いでいるが、
私の見る感じ、それほど不景気なようには、
見えない。
たしかに、いくつかのシステムの変更はあっただろう、
でも、それだけのことである。
皆、私も含めて、インターネットで買い物もするのだ、
便利だなぁ、とか言って。
ここのところ、思うところがあって、
今、何かの業種を立ち上げるとしたら、
どの業種が良いのか。
たぶん、それは、間違いなく、
運送業だろうと思う。
例えば、私が、インターネットで何かを買い物するとしよう。
これまでだと、店に足を運んで、買う必要があった、
これを運送業が代替しているのである。
星新一の世界だ。
たぶん、私たちは、今よりも、もっと、
自分自身で買い物に出かけることを
しなくなるだろう。
今や、レンタルDVDでさえ、自宅でできるのだ。
使う側と、使われる側、という2極化が進むのだ。
それを根底で支えるのは、運送業である。
私が出向く代わりに、運送業の人々が、走っているのだ。
近い将来、運送業は、政府と癒着して、
大もうけする時代が来る、
彼らが走らなければ、私たちは、何も
手にすることができないのだから。
今、事業を起こすのであれば、政治家か、
そうでなけれな、運送業以外には
考えられないな、と思う。
そういった大きな潮流に、できるかぎり、
反発しながら、生きて行くことが、
たぶん、私の生き方なんだろうな、と思うわけです。
お!
珍しく、まじめな事を書いたぞ!
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