鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
鹿月秋の晴耕雨読

SEARCH in this site
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | - | - |
『おまけ』
おまけ(名)
【御負け】
1)商品の値段を安くすること。
2)景品や付録をつけること。また、そのもの。
3)あとから付け加えたもの。
4)「今年のポストは終わりです」などと言いながら
 さらにブログを書くこと。


昨夜は、幼なじみとの恒例である
闇鍋忘年会でした。

いやぁ、納豆が入るという、おまけがあるとは
驚きだったですよ。

さすがは、softbankに勤めているだけはあって
予想外なことをしてくれたものです、ヤツは。

そりゃ、もう、お箸の進まないこと。

チューニングのおかしい舌鼓を打ってきました。


今朝、兄ちゃんから、二日酔いで、お口が
カラカラの状態の僕に電話が入りました。

「正月、実家帰るし、京都に遊びに行くわ」と。

そんな弟思いの彼のことですから、
きっと、何かの、おまけもくれるのだろうな。


一夜明けても、いまだアルコールが体中を
駆け巡る状態で、幼なじみの、よーすけ氏と、
梅田を散策。

何気なくしゃがみこんで、缶コーヒーを飲んだ
植え込みは、某ホテルの敷地で、おまけに
そこには、同じ施設で育った友人がいることに
うっかり気づいたので、仕事中の彼に
会ってきました。

「人に会いに行くのに手ぶらはね」
という事で、手にあった缶コーヒーの
空き缶をあげました。

たぶん、それが、缶コーヒーだったからでしょう。

ひどく、苦い顔をしていました。

ま、アレですな。
11月に結婚した彼への、僕らからの、
ちょっとしたプレゼントです。

おめでとうやで。



いつもお世話になっている酒屋さんに
行ってきました。

年末のあいさつも兼ねて、お酒購入。

今夜、僕を温めてくれるお酒は、
もちろん、佐々木酒造の、と行きたかったの
ですが、あえて、松本酒造の
「呑ミ足リテ味ヲ知ル」にしてみました。

だって、限定だって言うんだもん。

お会計も済んで、ふと、棚を見ると
チンザノのオランチョがあったので、
「チンザノも扱っているんですね」
と店主さんに声をかけると、
「これな、ちょっと古いし、良かったら
飲んであげて」
と言って、ビニル袋に入れてくれました。

うはーい。

おまけしてもらっちゃった。

うははーい。

LOVE、大久保酒店。


なんか、仕事で、最近、ミスばかりで、
「今年一年の総決算」的に、悪運を流した
そのおかげで、尻上がりに良い事があります。

んもうね、来年は、すごい年になりそうです。



さ、これでホントに、2006年は最後のポスト。

2007年。
アナタにとって、ポップで、ラックで、
ハッピな一年になりますように。

ほな、またね。
| 鹿月秋 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
『感謝』
かんしゃ
【感謝】
1)ありがたいと思うこと
2)ありがたさを感じること
3)僕がアナタに言いたいこと


たぶん、この記事が、2006年の最後の
記事になると思います。

このブログを、最初から見守ってくれた人、
最近になって読みはじめてくれた人、
そんな皆に、僕は『ありがとう』と言いたい。

とくに、「ブログ、やりなよ!」と
言ってくれた竹雪さんには、本当に
感謝しています。

君のおかげで、僕は、いろんな事を
発見できてんで!
それを言葉にするには、難しいのだけれども。

面と向かって言うのは、少し、
恥ずかしいから、この場を借りて、
ありがとうな。


アナタが僕のことを、どう認識しているかは
分かりませんが、例えるなら、僕は、
深夜の地下鉄のホームの端で、しゃがみこみ
涙をこぼすような人間なのです。

そこで、心優しい人が、慰みの言葉を
かけてくれるわけでもなく、無機質な
表情をした電車が滑り込むだけで、
どこにも行けないような人間なんです。

でも、こうして、1日平均で100アクセスも
いただけるという事実を前にして、僕は
ホームの端から立ち上がり、階段を駆け上がり、
無人の改札を飛び越え、月明かりが照らすところへと
飛び出し、たとえ、それが、雨粒を落とす空や
帽子を吹き飛ばす風が吹いている世界であっても
「大丈夫!」と言えるモノを手に入れることが
できたのではないか、と思うのです。

だから、僕は、何度でも言おう。

もちろん、アナタに向かって、
『ありがとう』、と。


事実、いろんな方から、様々な
意見をもらいましたね。

「面白くない」とか「長過ぎる」とか
「オチが弱い」とか「暗い」とか。


そういった意見には、真摯に耳をかたむけています。

でもね、と言い訳させてくださいな。

僕の回りで起こる事象なんて、
そんなに大したことはないですよ、ホント。

良いこともあれば、そうでないこともあるんです。
むしろ、大した日常ではないのですよ。

そういった、いろんな事を発信できたらな、
そう思ったりもしたんです。


正直に言おう。

今、けっこう、酔っぱらってます。


なんか、うまく言えないな。

僕は、アナタの文鎮になりたいとは思って
いません。

ただ、と願うのです。

アナタの隙間に入り込む、一葉の
落ち葉的な存在にでも、なれればな、と。


さぁ、2006年も、もうお終いです。

今年は、どんな一年でしたか?

そーですか。
でも、いいやん!!


2007年がアナタにとって、素敵な一年に
なったら良いな。

そんな事を願う僕を、どうか、
これまでのように、笑って、許してほしいな。


来年の最初のネタは『憧れの人』の予定です。

新年にふさわしいネタかって?
ま、それは、見てのお楽しみってことで!

それでは、2007年に、お会いしましょう!!


良いお年を!
| 鹿月秋 | - | comments(3) | trackbacks(0) |
『1時間』
いち-じかん
【一時間】
1)時の長さ
2)時間の単位
3)メソポタミア文明の60進法による換算で
 60秒で1分、60分で1時間
4)今日、僕が悶絶した時間


まずは、敵をほめるべきなのだろう。

仮に、僕が、潜水艦のソナー長であったとして
その狭い海域を突破することは困難である
にもかかわらず、彼等は、果敢にも、攻めて
きたのだから。

そう、この僕の、眼鏡という防御壁を
すり抜けて、僕の小さな瞳に突入してきた
彼等は、おそらく、きっと、優秀な戦士なのだ。


大掃除の季節。
もちろん、僕の勤める店も大掃除。

天井に張り付いているダクト管とかを
ぞうきんで拭いていた時のことである。

突然に、僕の左目が、悲鳴をあげた。

痛い。
痛いよ、すごく。

どうやら、上から降って来たホコリを
眼鏡をスルーして、僕のツブラな瞳に
入り込んだようだ。

ギュッと両目を閉じて、あふれる涙で
それを追い出そうと試みる。

しかしながら、敵もさるもの。

なかなかに、出てこない。

奥へと、僕は一度、退却し、蛇口から
水を出し、目に入れてみる。

それでも、出てこない。

さらに、左手を駆使して、かき出そうとするが
それでも、出てこない。

痛い。
すっげ、痛い。

小さなゴミなら、すぐに出てくるのに、
僕の小さな目には、そぐわないほどに
大きなゴミが入ったらしい。

それを証明するかのように、ゴミが
どこにいるのか、手に取るように分かる。

瞳の動きに合わせて、右や左、下や上。

かなり素早い動き。

座り込み、闘いに集中する。

目薬を持っていない僕は、これまでの
経験値を応用し、ストローに水を入れ、
瞳に注入。

それでもダメ。

そんな僕を尻目に、シンクには、
次々と洗い物の食器がたまっていく。

ひとまず、左目をつぶった状態で
洗い物にとりかかる。

いくら、僕がウィンクの名手であるとしても
こうも長時間、片目をつぶるのは大変である。

頬の筋肉が、ヒクヒクしております。

涙も止まりません。

そうか!
これは、顔の筋肉のリフトアップに
効くのだな。

とか言いたいけれど、もう、それどころでは
ないのですよ。

目をこすったり、水を注入したり、
ゴミなんて入ってないフリをしてみたり、
いろいろ試してみたけど、全部、NG。

こんなに悶絶するのだから、ゴミが取れる
その瞬間は、さぞかし、爽快なのであろう
と容易に想像できる。

右目で、時計を確認すると、すでに
1時間が経過している。

その間、僕は、仕事をしていないのだから、
「給料ドロボウ」と言われても、仕方がない。

そして、その時は、やってきた。

唖然とするほどに。

まぶたをパチクリ、そうパチクリとしてみた。

痛みが、消えた。

ゴミが取れた感触もなく、あっさりと。

え?
こんなにも、辛い時間を過ごしたのに、
こんな結末?

こんなの、誰も納得せぇーへんぞ。

鏡をのぞくと、まるで、ウサギのように
片目だけ、瞳を赤くした僕が、いくらか
憔悴した顔で、こちらを見ています。


今年も残すところ、ほんの数日。

今朝は、京都でも、雪がシンシンと
降り続け、かなり寒い。

今年の不運は、今年のうちに、とでも
言いたいのだろうか。

あまりにも、正面から向き合うには
ツライ出来事が続いています。


ちなみに、帰宅後、左目の目頭に
違和感を覚えたので、鏡に相対してみると
今までに見た事がないくらいに大きな
目くそが、ついていました。


今夜は、やけ酒してやるんだから!
| 鹿月秋 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
『砂糖』
さとう(名)
【砂糖】
さとうきびやテン菜から作られる甘味料。
日本で砂糖と言えば、一般的に「上白糖」を
指すが、世界では「グラニュー糖」を意味する。
洋菓子でグラニュー糖を用いるのは、このためで、
上白糖は、ほぼ日本だけでしか使われていない。
砂糖は、他にも、沖縄や奄美諸島で作られる「黒砂糖」、
徳島で伝統的に作られている和菓子に用いられる「和三盆」、
カラメルを混入している「ザラメ」、
醤油と相性が良いため煮物などによく用いられる「三温糖」、
などがある。
また、ネコ科以外のほ乳類は、空腹でなくても、甘みをつけた
食物を喜んで摂取する。
ちなみに、「砂糖」という名字の人も存在するらしい。



何と言われようと、好きなものは
仕方がないぢゃない。

そばに、ずっとあるんだもの。

角砂糖で言えば、いったい、いくつくらいに
なるんだろう。

よくお世話になっている、河原町二条にある
「カフェ&バー momona」に行ったら、
お客さんからいただいたというチョコレートを
もらったんです、少し大きめの紙コップに一杯。

その時カウンターにいた人たち皆で、
つまんでね、ということだったようですが、
僕一人で、ほぼ独占状態。

お酒飲みながらのチョコレートって、好きなんですよね。

なんか、ぜいたくな感じがしるぢゃないですか、
苦みと甘みを、同時に堪能できるんですから、
言わば、口の中に人生の縮図が、ね。


そんな甘い甘い夜を楽しんだ翌日は、そう、
お決まりのアレがあるものです。

仕事場で、ビールサーバの洗浄の仕方を、
僕が知らなかったやり方を勉強したので、
さっそく一人で挑戦してみました。

学んだことは、とりあえず、実践してみたく
なるものですからね。

最初は、もちろん、順調そのもの。

なんせ、学んだばかりですから。

するするするっと、僕の心の底から、
黒い塊が沸き上がってくるのが分かります。

これに黒い塊に巻き込まれるとマズいのにな、
と分かってはいるのに、それができない。

そして、僕はまた、調子に乗ってやってしまうのです。

たぶん、生まれながらの、トラブルメーカー。

黒い塊が過ぎた後に残されたには、飛び散った
洗浄水でビショビショになった僕と、ビールが
出なくなってしまったビールサーバだけ。

そーいえば、今朝、出かける時に、雨混じりの
雪が降ってたような気がする。
寒いわけだな、今日は。
こんな日に、水なんか、かぶらなくても良いものを。

とりあえず、バラせるだけバラしてみたけど、
ま、見て分かるはずもなく、それら部品を
綺麗に陳列して、オーナーに説明して、
業者さんに来てもらって、軽く怒られてきました。


「チョコレートだ!」とか言って、口の中に
放り込んだら、実は中にキャラメルとかが
入ってて、歯にくっついてしまって、しかも、
そこが取れかけの銀歯で、グラグラになって、
さらに、丁寧に指でキャラメルをはがそうと
したら、思わず、指が奥のほうに入ってしまい、
口に入れる前に包み紙を確認しておけば、
こんな事にはならなかったのにな的なことが
人生には、時折、起こるものなのです。

苦いね。

でも、そんな、カカオが生み出す苦みと甘みを
僕は手放すことなんか、しないだろう。
| 鹿月秋 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
『かぶれ』
かぶれ
【気触れ】
かぶれること。
漆などに肌が触れ、赤く腫れること。

『―かぶれ』
―の影響を受け、そのように振る舞おうとする、
一般には、愚行であること。

《類義語》
『知ったかぶり』
ある事柄について、知っている風を装うこと。
実際には、耳にした程度の知識しかないが、
自分を賢い人に見てもらおうとすることで、
これも、一般には愚行である。


アート、音楽、ファッション、デザイン、
建築、パソコン、お酒、料理、文学。

さまざまなモノに、かぶれている僕ですから、
休日には、こんな過ごし方もできるのです。


実は、ここ数日、友達から借りた本を
読んでいて、ま、それで、ブログを
書いていなかった、という出落ちだったり
するのですが、その、僕を虜にした本というのが
『はじまりのうたをさがす旅―赤い風のソングライン―』
(川端裕人。文藝春秋)
なわけです。

ええ、またしても、川端裕人の作品ですね。

友達曰く「いつもの、得意のパターン」
なんだそうです。

その言葉通りのような気もするし、
そうでないような気もする。

もし、この本を読まれる方、あるいは、
読んでいる最中の方、また読もうかと
思っている方は、これ以上、この記事を
読まないほうが良いですよ。

僕のことですから、うっかり
オチを話してしまいそうで。

感想としては、最後のほうは、話が、
ひっくり返り、ひっくり返りで、少し
混乱してしまいました。

砂漠の旅が終わっても、まだまだ、本には
厚みがあるし、どーなるのかね?と思って
いたら、とんでもない事が発覚したり、
『竜とわれらの時代』(徳間書店)の
「The foundation」が「The council」に
なったような感じでしょうかね?

久しぶりの活字に触発されて、続けざまに
『陽気なギャングの日常と襲撃』
(伊坂幸太郎、祥伝社)を再読してみたりして
おります。


すっかり雨のあがった今日は、いただきものの
チケットで、京都市美術館へと足を運びました。

京都市美術館コレクション展 第四期
『春を待つ』

という展覧会を見てきました。

気になった作品を挙げてみると、
上村松篁 『山鹿』
中野弘彦 『寂寥の日』
梶原緋佐子『帰郷』
上村松園 『人生の花』
西山英雄 『港』
梶喜一  『雨』、『木むら』
海老名正夫『出を待つ』
飯田清毅 『踊り子』
吉原英雄 『大地から』

上村松篁の『山鹿』は、鹿の瞳がねぇ、
グラデーション具合が、素敵なんですよね、
後ろを歩く子鹿も含めて。
一番、時間をかけて鑑賞した作品ですね。

吉原英雄の『大地から』を見て、
あああ、僕は直線が好きなんだな、
と思いました。

そう、基本的に、直線が美しいものに
魅かれるのだな、と。

なんででしょうね?

こんな言葉を思い出します。

「気になる作品の中には、必ず自分というものがある」

つまり、気になる作品の中に、自分の憧れや、
あるいは信念や、そういった、自分と同じものが
包含されている、らしいです。

この言葉を借りるのならば、僕の中には
何が存在していると言うのでしょうか。

真っ直ぐな心?
実直な姿勢?

そんな、まるで、それぢゃ、僕が
「やぶれかぶれ」みたいぢゃないですか。
| 鹿月秋 | こんなん読んでみました | comments(0) | trackbacks(0) |
<new | top | old>