鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
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すいよー
水曜日の予定

午前中にヤマトが妹

洗濯掃除
ランチに行きたい
そのあとにワイン試飲会
ソムリエナイフは消耗品である

自転車、買い換えてみる、とか

そーだ、夜は久方ぶりに飲みに行こう

メニューの作り直し数箇所が完了してから


「前世血液型占い」によると
やはりB型だったらしい。

定住地も定職も持っていなかった、とも。

それから、お金はあるだけ使う性分で
でも、ないならないで生きていける、と。


あなどれないなー、占いってやつは、
くわばらくわばら。


バーベキューに行って愉快に飲みすぎ、
記憶をなくし、かわりに
筋肉痛を手にいれた。


久しぶりのバドミントンは楽しかったのだ。

それは、そのあとに行ったらしい
ボウリングやカラオケの記憶を
失うほどに。


ケータイの代替機になって、まもなく一ヶ月。

スケジュール機能がないことを、
ついさっき知った。


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午前3時のカウンター
サルスベリの花が、散りはじめ萩の小さな蕾が
膨らみはじめた。

気温はここ数日で5℃くらい
下がったんぢゃないだろうか。


とにかく僕のケータイは未だ修理中で
だから一ヶ月ちかく、この代替器なのだ。

もはや、元のケータイの使い勝手が過去の遺物に
なりかけている。


それと並行するかのように
僕の髪は伸び放題で、さすがに肩には
届きそうにもないけど、
寝癖くらいなら十分につきそうなのだ。


小泉今日子の「あなたを好きになってよかった」
を嫌いだという人とは、
とうてい友達になれないと
思う午前3時のカウンター。



午前3時まで、営業時間、延長しました。


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ジャイアント・キャディッシュ
それは機能的に、という意味ではなく
本質的に僕はそれを喪失した。

損なったのだ。



まず、僕がそれに気づいたのは、7月の
2週目に入った時だった。

「あるいは僕は、このまま飲みに出続けることができるのではないか」
と。


ここ最近、僕が、こうやってディスプレイに、また
キーボードに対峙するのは、ずいぶん久しぶりで、
なぜなら、僕の部屋は、眠る場所以外としての
機能を損なったからだ。

つまり、僕は、この部屋に帰った時には、ひどく
酔っぱらっていたのだ、そう、1ヶ月、まるまる。


その間に僕が得たものは、僕がやはり酒に弱いという
事実と、その状態で自転車に乗ると、こけてしまうという
事だった。

そして僕の右の肘には、いまだ治っていない擦り傷と
左手の瘡蓋がある。



それでも僕の毎日は、とくに大きな変化はなく、
36℃を示す気温に相対して、蓮の葉に落ちた雨雫みたいに
丸い汗を手の甲に、それはスポイトで落としたように
いくつも、いくつも存在するばかりだった。


そんな日々の、窪みみたいな休日は、僕は、ほとんど
誰とも口をきかない。

その窪みは、ブラックホールみたいに、僕の言葉たちを
飲み込み、だから、僕は馴染みに店々には顔を出さずに
ひっそりと過ごすのだろう。

幸運な事に、僕は、饒舌な人間ではない、むしろ
寡黙だと言ってもいい。

もちろん、今日も。


午前10時に目が覚めて、まず僕が思ったのは
「今日が定休日ではない理由」だった。

実にありがたいことに今日は定休日で、その
時間に起きても支障がないことに気づいたのは
それから15分ほど経ったころだった。

そして、昨夜はどうやって部屋まで帰ってきたのだろうか
と、おそらく飲み過ぎた焼酎でギリギリと音を立てる頭を
働かせる。

「迷宮とは動物(あるいは人)の腸である」
という言葉を思い出す。

それは『答え』という出口には、とうてい辿り着けない
ように感じた。

僕は洗濯機を回し、読みかけの本に取りかかる。

それから祖父から頂戴した浴衣に身を包み、
昼ご飯を食べに出かけた。


知り合いにシェフの店に行くと今日はランチ営業を
しておらず、襦袢の中の背中に汗を流しながら
大衆食堂で担々麺を食べた。

店内のテレビでは、高校生たちが、甲子園で
有意義な汗を流していた。

プーリアのワインを飲みながら本を読む。


そろそろ出かけようかと思った僕の鼻先で
白い閃光が弾ける。

それは、いとも簡単に僕の決意をくじけさせる。

夕立の音を聞きながら、何度か浅い眠りを繰り返しつつ
僕が本を読み終えたのは22時をすぎたころ。


30分かけて昨夜、置き去りにした自転車を取りにゆき、
ビールと日本酒と焼き鳥を食べて帰宅した。


そして今、ピエモンテの赤ワインのコルクが
抜かれた。




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