鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
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長雨と9月とネクタイを締めない日々の終焉
 その日は、久しぶりの雨で、
それも、朝からずっと降り続いている、
冷たい雨だった。

河原町丸太町の交差点、北東の角で
チラシを配っていると、気温がグングンと
下がってゆくのが分かる。


雨はそれでも、なかなか止まないのだ。


その上、僕の涙も、なかなか乾かないのだ。



何があったのか、よく分からないけれども、
今年の9月は、本当にいろんなことがあって
こんなにも、いろんなことがあるなんて
そうそうないと思うのだよ、僕は。

それは僕自身のことであったり、
僕の友達のことであったり、
それは実に様々で、だから、僕は
少しだけ困惑してしまう。


静かな水面に水滴が落ちて、
波紋が広がってゆくような、
そんな感じ。

それは、やがて、ついえるのだろう、
もちろん、そんなことは望んでなんか
ないのにな。

そして、新たな水滴が落ちて、
相似形した波紋をつくるのだ。


とにかく、僕は、今月で仕事を辞めます。

次の展開は、まだ決まっていません。


できれば、と思う。

できれば、独立開業しよう、と。


小さいな、本当に小さな店を持って、
安穏と暮らせればよいな、と思う。


オーナーに、辞めることを告げたとき、
思わず、少しだけ泣いてしまいました、
みんなに辞めることを報告したときに、
思わず、涙があふれてしまいました。


これから、どれだけのことができるのか、
自分でも、よくわからないのだけれども、
とにかく頑張らなくちゃな、と思うのです。

がんばっちゃうよ、ホント。


もう一度、ネクタイとベストの出で立ちで、
カウンターで笑えますように。

それが、皆の笑顔に繋がりますように。



浮き草文様した、根無し草人生の
スタートに!




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