鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
鹿月秋の晴耕雨読

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自転車の限界
ひいきめに言って
ロードレーサーで
引っ越しだなんて
無理に決まってる。

せめて、自転車カゴを。


できれば、車を。



「昼間は車使わないし、使って良いよ!」
と快く貸してくれる人はいないものか。




15年ぶりに、ケンタッキーに来ました。

恐ろしいところだね、
ファストフードって。


今から映画『海炭市叙景』を観てきます。


| 鹿月秋 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
悠長な人間
 ここ最近、僕の頭の中にある言葉が、これ。

「人間とは、いかに悠長な生き物であることか」


あ、その前に、
あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。



この言葉がよぎったのは、お客さんとの会話の中だった。

お客さんが、
「むかしは、みんなそうやって生きてきたのよ」
と仰った。

その内容は、とくに大したことではなかったし、
僕だって知っていることだった。

たしかに、20年前に比べて、人類は
はるかに進歩したと思う。

快適な生活が訪れた、とも思う。


ただ、それが果たして、どんな意味があるのだろうか、
とも思う。

喧嘩したり、泣いたり、笑ったり、戦争したり、
セックスしたり。

地球上の生物において、それを行っているのは、
人間だけだ。

生体上の観測にすれば、1:100万くらいか。
(すいません、地球上にどれくらいの動植物がいるのか知りません。)

たしかな数字には目をつむっていただくとして、
つまりは圧倒的に人間の行動のほとんどは、
生物学上において無意味だと言えるのではないか。

生物の、たった一つの行動基準は、子孫繁栄であろう。

より良き遺伝子を次代へと残すこと、それだけだ。

だとすれば、それ以外の行動は、すべて意味がないのではないのか。

「いや、そんなことはないよ!」
とアナタは言うかもしれない。

でも、それは同族の言い訳であって、本質的に
そういった評価は、完全なる第三者が行うものだと思う。

たとえば、神や仏や鹿やカエルが、
「いやはや、人間って大したものだね!」
と言うのであれば、僕だって、
「なるほど、僕たちは無駄ぢゃないんだね」
と思えるかもしれない。

でも、今のところ、僕の耳には、
そういった言葉は届いていない。

あるいは、誰かの耳には届いているのだろうか。

そうして、僕が思ったのは、こういうことだ。


子孫繁栄以外にしかならない行動を取っている
人間とは、いかに、のんびりと生きているのだろう、と。

だったら、僕は、もっと悠長な人間になってやろうか、
そんなことを寒空に白い息を吐きながら思うのだ。



久しぶりに、このコーナー。

どうでも良いことですが。

「ビバリーヒルズ青春白書」というアメリカの
テレビドラマが僕は嫌いで、なぜならば、
20人(くらい?)の若者たちが、恋人を
交換しているようにしか見えなかったから。

昨日の恋人は、今日になって、僕の友達の恋人になって、
明日には、別の友達の恋人になっている。

そういう話にしか見えなかったから。

それって、ひどく気持ち悪い状況だな、と思っていた。

ここ京都という小さな町では、そんなことが起こっている、
という話を聞いたりしたこともあったけど、それが
自分の身に降りかかるとは思ってもみなかった。


僕が数年前に付き合っていた女性は、
今、僕の知り合いと付き合っているらしく、
僕が彼女と出会ったバーのバーテンダーの
元彼女さんは、今、僕が一番最初に勤めた
カフェの僕の先輩と付き合っていて、
しかも、もうすぐ結婚するらしい。

世間は、かくも狭いものなのか、
たぶん、そうなのだろう。



どうでも良い話ですが。

ランチ営業が終わり、ケータイを見ると
着信があったことを知らせるライトが
点滅していた。

そこに表示されてあったのは、
数年前に付き合っていた彼女の名前だった。

別れて以来、連絡をしていなかったのに、
何かあったのだろうか、と電話をしてみたが、
連絡がつかない。

メールを送ると、しばらくして返信があった。

「iPhoneに買い替えたら操作ミスで
電話していたようだ」
と。

ついで「1年前に結婚しました。旦那は寺の住職です」


おもわず笑ってしまった。


山寺の住職の嫁がアメリカ製の携帯電話に
買い替えたら、間違って昔の男に電話してしまった。


なんか、すんごい交錯ぶり。



こんなことに時間を費やす生物は、
地球上に人間だけなんだと思うと、
僕は、やっぱり笑ってしまう。




| 鹿月秋 | - | comments(5) | trackbacks(0) |
汝の左を愛せ
あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


今年最初の外食@出町柳ビストロにて。

悩みに悩んだ末、マダムのアドバイスに甘えて、
メイン料理&メイン料理なる構成。

カーン風トリップと仔羊のローストでございます。

今しばらく時間がかかるようなので執筆オンタイム。


大晦日に大雪が降って、街なかで10センチほどの
積雪を観測した京都を新幹線で
走り抜け、静岡に到着すると良い天気でした。

ほぼ雲もなく、唯一の雲は、
富士山の頂上あたりに、フランス女優じみた
帽子のかぶりかたの雲が一塊だけ。

22時半に京都に戻ってくると雪はあらかた溶けては
いたけれども、まだまだ寒かった。

友達宅で例年通り、年越しをして、
いざ伏見稲荷へ。

今年で4年連続、通算5回目の伏見稲荷初詣。


雪の積もった伏見稲荷は例年よりも人影まばらで、
例年以上に神秘的でした。

なんか、ビビッドに心串刺し、
そんな感じでした。


そうして、一番最後のアスファルト仕立ての
スロープで革靴で闊歩したら
見事に転倒。

あれ以来、左のお尻が痛いのです。


ああ、仕事に支障が出ちゃうかも、
と3日の仕事始めに、今まで意識していなかった
壁に左の側頭部を猛打してしまう。


こんなにも、と僕は思う。


こんなにも、右利きながら、左を愛している
僕に対して、これはなんたる仕打ちかね。


あるいは、もっと愛したまえ、と宣うのか。


ならば、そうしてくれようぢゃないか!



そんでもって、四の五の言わずに
映画『海炭市叙景』


観てください。



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