鹿月秋の晴耕雨読

鹿月秋(from-origin design)の、他愛もない、そして、くだらない日常を無駄な長文で綴っています。
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会わない、合わない。蹂躙されるのは、神か私か
すっかりご無沙汰しております。


例年よりも早くに梅雨入りしたようですが、
今日は朝から気持ちよく晴れています。

しかも火曜日だと言うのに!


というわけで、調子に乗って東大路を北へ走り、
出町柳のビストロまでたどり着きました。



懐かしい友に会いました。

いわゆる、幼なじみです。
東京から、あるいは名古屋から、
わざわざ来てくれたのは、
本当に嬉しかったな。


昨日は昨日で、偶然の来客で、
僕がサラリーマン時代に飲みに行っていた
居酒屋の店長さん夫妻。

今は別のお店で、また店長さんらしいのです。


彼らとは、町の中で時折、ばったり出会うことがある。

その一方で、どれだけ会おうと努力しても
なかなか会えない人もいる。

タイミングとか、生活サイクルとか、
言葉の行き違いとか。

理由はいくつかあるのだろうけれども、
とにかく会えない、
それはもう面白いくらいに。

しかも物理的距離に比例しない点が素晴らしい。

同じ小さな町に住んでいても会えないけど、
東京や名古屋、青森、九州の友には
案外すんなり会えることがあるのだ。


たとえば、それを「運命」という言葉に定義したとして、
一時期、この運命を蹴破る方法を考えていたことがある。

僕の人生であるにも関わらず、神だか仏だかの力の作用で
僕が僕の友達に会えないというのは、どうにも解せない。

これを打ち砕いてこそ、我が人生なり!
と夜な夜な鼻息荒くしていたのだ。

結論から言えば、午前2時から遊びに行こうという人はいなかった。

皆無。


清々しいほどに、
僕の隣に人影はなく、
ただ僕と相似形した酔っぱらいがいるだけだった。


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